腹膜偽粘液腫– category –
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散歩
母は昔から良く歩く。 歩くのが好き。 と言うか運動神経が悪い人だったので 自転車で転ぶことも多くて必然的に歩いていた。 車も運転できないので公共の乗り物は好きだった。 この頃は脱腸の痛みもあり 座ると触るから立ったり歩く方が楽。 と良く散歩した... -
家で暮らす
腹膜偽粘液腫とわかって治療はしないと決めていた 母の気持ちだった もともと痛みに弱い人であり 大げさになる人。 はっきりとは言わなかったが 母は良く分かっていなかった 抗がん剤治療をしなくても きっと治って良くなると思っているように感じた 受診... -
鼠径ヘルニア(脱腸)の手術
結論として何もしなかった もう手遅れというか 思ったよりも液腫が広がっていた 脱腸の手術中に感染が広がる可能性があり もうどうにもできなかった この説明の時 医師からさらりと 私と父にあと3か月程だと思ってくださいと言われる 父は泣くことはなく ... -
診断が出た
「腹膜偽粘液腫」です 医師から聞いてもよくわからず紙に書いてもらった おなかの中にビーズのような小さいドロドロしたものが 散らばってる感じ。 というような説明だった とりあえずは脱腸を取る手術をします と言われ そのための検査や入院の手続きを進... -
受診は大変
父と母の口喧嘩が増えていた 父はとにかく歩くのが遅い 母は早く歩けるためとっとと待合で椅子に座りたい 母は体調がよく駐車場から歩きたくても父は歩きたがらない 大きな病院は待ち時間も長く いやな空気にならないように。 娘の私の仕事だった クスリと... -
ブログをかきたい その1
腹膜偽粘液腫の母が在宅での生活を続ける。 何から始めたら? こんな時どうしたら良いのよ! と思ってもわからなかった。 そんな私の経験が役に立つとか こうしたらいいんだ。 とはならないだろうけど 「そうそう。」 「そうだよね。そこ困るよね。」と 一... -
検査は続くよどこまでも
「行ってきたけど…もうなんかわからん。もう嫌だ。病院行かない。」 どうも検査ばかりで医師が説明をしてくれているとは思うが 80過ぎたおばあさんでは細部まで理解できないんだろうなあ。と。 ついていく。 と言ってもそう言うことじゃない。と。 ここ... -
病院からの電話
土曜日の早朝に電話がなる。 母が出たが様子がおかしい。 昨日受診した病院からだった。 「なんかねすぐに来て欲しい。って。 間違えたんだって。」 ??? 母の説明も悪いが私は全く状況がわからず。 月曜の予約は取れたようでまたタクシー代を渡して二人... -
鼠径ヘルニア(脱腸)?
かかりつけ医からの紹介で翌日大きな病院へ。 まあ原因もわかったしタクシー代だけを渡して私は仕事へ。 父はいろいろと心配することもなく 帰りにランチに行けることを楽しみに二人で出かけた。 入院の案内や手術の話を聞き 帰ってきた。 「やっぱり脱腸... -
歩きたくない
足が痛いんだよね。ここ足の付け根。 母が横になる時間が増えた 80過ぎていたがチャカチャカとうっとうしいぐらい動く人が 「年だでね。」 「昨日疲れたんだわ。」 「ぶつけたかなあ。」 なんて話しながら。」 でも顔色は悪くない。お話もよくする。元気...
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