介護職なのに気が付かなかったことが多すぎたことに今気づく。
母の食事の量が減ってきたことや以前好きだった納豆や生卵が嫌いになってきたことにちょっとびっくりしたり
不安になったりして訪問医師に相談したことがある。
「これが食べたい。ってものはありますか?」と聞かれた。
毎日ありますよ。
私が困るぐらい。毎日トロ食べたいとか、真冬に桃やスイカを買ってこいとか。
昨日はいちごが食べたいというから1パック買ってきて3粒も食べたら
もう今日は見たくもないから捨ててって。
なんだかただのわがままにしか思えない私。
医師からは「食べたいものを食べるのが今のお母さんには必要なこと。
沢山食べなきゃ。とかたんぱく質取らなきゃ。とかないから。」と笑顔で言われました。
飲みたければお酒も飲んでも良かった。
確かに残り短い人生なら好きなことを。と思う。
でも今の母に旅行に行きたいか?というと違うしきれいな服はサイズが合わないし。
食べること。って私が思っている以上に大事なことなのかもしれない。
介護の仕事をしていた時に聞いたことがある。
いやいや食べるものより好んで食べるものは身になり、力になるって。
体が必要としているからなのか吸収しようとしているのかわからないが人間の体っておくが深いんだろうなあ。
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