結論として何もしなかった
もう手遅れというか
思ったよりも液腫が広がっていた
脱腸の手術中に感染が広がる可能性があり
もうどうにもできなかった
この説明の時
医師からさらりと
私と父にあと3か月程だと思ってくださいと言われる
父は泣くことはなく
「可哀そうにまだやりたいことが沢山あるのに。」
とつぶやいていた
麻酔が切れた母に会うことができた
コロナ禍で
面会もできて3分ほど。
本当なら手を握るなんてできなかっただろう
カッコイイ看護師さんで
「ちょっと私あっちで呼ばれて。時間になったら帰ってくださいね。」
とにやりと笑って部屋から出て行かれた
コメント