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食欲は旺盛

母の食事量はすこーし減ってきていたが

食欲は減っていなかった。

肉も魚も良く食べた。父親が板前だったそうで魚の煮付けや刺身は昔と変わらず好きだった。

朝起きると「お母さ〜ん(私のこと)パイナップルとイチゴとマグロが食べたい。」となんでもありだった。

イチゴを買ってきたとしても3個食べれば良いとこで

次の食事には「メロンお願い。」

真冬に「もも」「すいか」と遠慮がない。

ヨーグルトも良く食べたし

まだこの頃はストローが使えたので

ヤクルトミルミルが好きだった。

「ねえ、いつも冷蔵庫にあるやつちょうだい。」と言い出すことがあり

父はわからなかったが私にはわかった。

母が良く話してくれた

ニッキの寒天だった。

「お母ちゃんが時々買ってくれたの」

と美味しそうに食べていた。

腹水が増えつつあり

食べた後は苦しいようで

早めにご飯を切り上げないと気持ち悪いからと薬を飲すのが一苦労だった。

そして父が触ったり空と間違えて捨てたりするので母が飲むまで私は近くで見守り続けないと行けなかった。

朝であれば洗濯物干したいなあ。掃除機かけたいなあ。とかから思いはつのり

後期、訪問入浴が始まるようになるとサービスの前に飲ませるのが大変だった。

ベッドの上半身は20度ほど常に上げていた。

最初の頃は食後のみだったが

そのまま眠るようになってきた。

上体が上がっている中の寝返りはやりにくいようで

だんだんと寝返りも減って行った。

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この記事を書いた人

腹膜偽粘液腫の母を在宅で看取り認知症の父と旦那さんと暮らす介護離職した元介護福祉士。
更年期、50肩、足底筋膜炎と網羅した私です。

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