疲れることが多くなり横になる時間もかなり増えてきていた
散歩も出かける前に声をかけてもらい帰ってくる時間までは気が気ではなかった
ついていくのが一番良いのですが
母は一人になりたがった。
というより誰かの世話にはなりたくなかったのかと思う
父と近くのスーパーやドラックストアにいくこともあったし
買いだめをするときや少し遠くまで行きたいときは私に車を頼んできていたので安心していた。
なのにこっそりとバスや地下鉄に乗って買い物に出かけたり
距離のあるブティックまで歩いて出かけたりすることが増えてきていた
通販での買い物も変わらない
あまりに毎日になってきたので声をかけた
「ついて行かないけど行く先を教えてほしい。帰りの時間が遅いと父さんも心配してお昼ご飯もどうしようかって困っていたよ。」
「いやだよ!」
それだけだった
仕事もやめて収入がなくなった私にとってこの言葉には優しくできなかった。
今考えれば大の大人がイチイチ娘に行先を言うなんて嫌だよな。ってわかるのですが
あの時は
なんで。どうして。私、仕事も辞めてこんなに頑張ってるのに。
退職したの間違えたのかなあ。
もう悲劇のヒロイン一直線。
母がどうのこうのよりも自分を責めてしまう毎日でした。
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