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「負けるもんか!」

仕事を失った私はなぜかやたらと燃えていた。
「負けるもんか!」の意識が強く

自分は絶対に負けてなんかいない!とわけのわからない確たる自信があった。

無職になったから今だからこそできることがあるのも。

いつかは移住を考えていた私たち夫婦。
自然豊かなところでも老後楽しめるように何かを学びたいと考えて
子供たちが家を離れた時から少し習い事を初めていた。

が通いの教室やナイフや斧を使うものは両親の状態を考える
続けることが難しくなり「竹細工」「グリーンウッドワーク」は参加できていない。

とりあえずオンラインで途中に手を止められるものを学んだ。

1番支えになったのは「ラフィア」の教室だった。

唯一、時間も指定されていて対面だった。

時間の指定に戸惑ったがリアルに対面で人と会話できる。
それも同じ趣味の方たち。

仕事の煩わしさもなくただただ社会とつながれることは
私に元気をくれた。

最後の教室は2時間中10分ほどしか参加出来なかったが
誰かがそばにいてくれることで

私の居場所があり

介護を続けられたと言うことは過言ではない。

続いて参加したのが無料のAdobeの学習

難しかったが楽しかった。

課題の提出前に緊急の受診や母の体調の変化があったりバタバタはしたけど
無職は強かった。
明日、仕事に行かなくてもよいのだから眠らなくてもなんとかなる。

ミルームクラス101など多種の物も楽しんだ。

今思い返すとあんなにがむしゃらだったのは
自分が無職になったことを認めたくなかったのかもしれない。

ちょっと方向性はちがうけど「負けるもんか!」のおかげで
つらい介護も乗り越えてきたと思う。

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この記事を書いた人

腹膜偽粘液腫の母を在宅で看取り認知症の父と旦那さんと暮らす介護離職した元介護福祉士。
更年期、50肩、足底筋膜炎と網羅した私です。

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