やたらと荷物が届くようになる。
ベットの敷物各種、ビタミン剤とかサプリとかオリーブ油に無添加の出汁などなど
もちろん洋服も。
私には気が付かれていないと思っているらしい。
こっそりと電話を掛けたりハガキを書いたりコンビニに振込に出かけたり。
すごくわかりやすい。
この頃の私は両親がいくら持っているのか生命保険に入っているのか年金がいくらなのか
お金については全く知らなかった。
というか教えてくれなかった。
「大丈夫だから。」
が母の口癖だった。
だが訪問医療、訪問看護、訪問薬局、福祉用具のレンタルが始まると
母が鬼の形相になった。
「すぐに全部断って!お金が足りない!」という。
「先生なんてほんの5分ぐらい来るだけで1万円ておかしい!
看護師さんもいらないよ!
血圧測ってお話って私さあ
娘とかわらないぐらいの年の人と話したって何にも気が晴れないんだよ!いらない!」
私がデイサービスで働いている時も良く皆さん言っていた
「もったいない。」とヘルパーさんに対する愚痴。
でもなんで必要なのか、何を助けてくれているのかを何度も話すこと少しずつ理解をしてくれていた。
良し!デイサービスに職員さんに相談しよう!
そこが私の間違えだった。
母が通うデイサービスは運動型だったのだ。
ゆっくりトークをお願いするなんてできなかった。
ここにきて一人で踏ん張ることが始まってきていた。
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